伯方造船の進水式に小学生を招待
私ども(社)日本中小型造船工業会は、次代を担う小学生に物作りの素晴らしさを知ってもらうために、また、地域住民には、地場産業である造船業が地域の発展を担っている大切な産業であることを再認識してもらうために、日本財団から助成金の交付を受けて、平成17年度から「進水式の一般公開」を実施しています。
今回は、5月21日(水)、当会の会員造船所である「伯方造船株式会社」で行われた国内船主向け油送船の進水式に、地元の伯方小学校4年生の児童64名を招待しました。
伯方小学校から伯方造船まで徒歩で約20分、元気な足取りで到着した児童達。皆揃って活気に満ちた大きな声で「お早うございます。」の挨拶。晴天に恵まれた中、児童達の胸のわくわく感が身近に強く伝わりました。早速式典会場に向かい、誕生を待つ進水船をバックに笑顔での記念撮影、伯方造船担当者から進水船の紹介と続きました。式典会場での命名後の餅撒きでは、我先と夢中に手を伸ばし、滅多に経験しない楽しい一時を味わった感がありました。そしていよいよ進水式です。支綱切断と同時にくす玉がはじけた。五色のテープと色とりどりの風船が鮮やかに舞う中、厳かに、そして大歓声をも打ち消すような重厚な響きを立てながら、堂々と旅立ちました。興奮冷めやらず、風船を取る児童達を集合させ、帰途に着かせる引率の先生方も、短時間の中何かとお疲れさまでした。
伯方造船担当者から「今誕生した船の速力は13ノットと説明したが、時速では何キロになりますか。帰って計算して下さい。」とのお土産をもらい、「今日はありがとうございました。さようなら。」と感謝を込めた挨拶を残し、伯方造船を後にしました。
伯方造船の皆様、何かとお世話になり、ありがとうございました。
なお、今回進水した船の船名、主要寸法は次のとおりです。
船 名 : “第十一如月丸”
用 途 : 油タンカー
全 長 : 79.9m
幅 : 12.0m
深 さ : 5.7m
総トン数 : 999総
今では珍しくなった餅撒き
進水する如月丸
記念撮影
説明を受ける小学生

