今治造船本社工場で進水式見学会を実施しました。
私ども(社)日本中小型造船工業会は、次代を担う小学生に物作りの素晴らしさを知ってもらうために、また、地域住民には、地場産業である造船業が地域の発展を担っている大切な産業であることを再認識してもらうために、日本財団から助成金の交付を受けて、平成17年度から造船所で行われる進水式に小学生を招待しています。
今回は、今治商工会議所との共催で7月22日、当会会員造船所である「今治造船株式会社」(愛媛県今治市)で行われた進水式と波方国家石油ガス備蓄基地事業所(愛媛県今治市)見学会に、今治市に住む親子約150名を招待しました。
普段体験できないことが体験できるとあって子供達は期待に胸ふくらませ元気に集まってきました。親子でバスに乗って遠足気分です。
まず今治造船の進水式を見学にいきました。
船の名前がつけられ、船の誕生セレモニーが終わるといよいよ待ちに待った進水です。支綱切断後、大きな船があっという間に海に滑り出していきました。その場にいた人々の空気がぴんとはりつめたあと、どっと歓声がわきました。それはあまりにも一瞬の出来事でした。
進水式の感動の熱ももさめやらぬ内に、続いて地下ガス備蓄基地に向かいました。
地下180メートルにあるガス貯蔵庫までバスでおりていくと、そこは夏の暑さもとどかず、ひんやりとしています。
そこは、先程みたばかりの船がすっぽりはいるようながらんとし空間でした。
事前にガス備蓄基地の説明をうけていたので、工事中の今しか見学できないという、希少価値に、うれしくなってしましました。
子供達が自分たちの暮らす地域には様々な仕事や施設があることを知り、興味を持ついい機会であり、今後ますます地元に対する愛着がわいていくきっかけとなる体験に、共に参加できたことによろこびを感じました。
今治造船所の皆様、また波方国家石油ガス備蓄基地事業所の皆様、お忙しい中いろいろ見学させていただき、ありがとうございました。
なお、今回見学した船の船名、主要寸法は次のとおり。
船 名 : “NORD SINCERE”
用 途 : ばら積み運搬船
全 長 : 169.50m
幅 : 27.20m
総トン数 : 17,070トン
五色のテープをなびかせて進水
記念撮影①
記念撮影②
記念撮影③
LPG備蓄基地について説明
地下180mの備蓄基地内

