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(株)新来島どっく大西工場での自動車運搬船見学会に今治市内の小学生を招待しました

2008/10/31

私ども(社)日本中小型造船工業会は、次代を担う小学生に物作りの素晴らしさを知ってもらうために、また、地域住民には、地場産業である造船業が地域の発展を担っている大切な産業であることを再認識してもらうために、日本財団から助成金の交付を受けて、平成17年度から進水式や工場見学に小学生や地域住民を招待しています。

今回は10月5日、当会会員造船所である「株式会社新来島どっく」(愛媛県今治市)で行われた自動車運搬船見学会に今治市に住む親子約120名を招待しました。

当日は、朝からあいにくの雨模様。集合時間が近づくにつれ雨脚が強まってきました。参加申し込みをした皆さんが集合場所に集まってもらえるか心配でしたが、今回の見学会を楽しみにしていたようで、無事全員そろって出発できました。
造船所に到着すると、さっそくメインイベントの自動車運搬船を見学しました。
広い構内をバスで移動しながら新来島どっくの方に、これから見せてもらえる船の説明をしてもらう間に見学会場に到着。子供も大人も普段では乗れない自動車運搬船という大きな建造物に驚きが隠せないようでした。何層にもわたる階段を上り操舵室にたどり着くと、はるか先まで見渡せる海の景色に、まるで自分達が船乗りになって海上を航海している気分になります。
ある造船マンにこの大きな船をたった24人で操船していると聞いた男の子は、この巨大な船がその少ない人数で動くということに驚いていました。初めて乗船する自動車運搬船という現物に接することにより好奇心を刺激され船内見学を終えた子供達が、“ものづくり”という感性を豊かにするきっかけになってくれればと感じました。
悪天候にかかわらず、自動車運搬船見学会には地元の親子づれも含め約3,400名も来場者があったそうです。
どこの地域にでもある産業というわけではない海の町ならではのことで、大勢の方が造船業に興味を持っていただいているということであろうと思います。

貴重な体験をさせていただいた新来島どっくの皆様、お忙しいところありがとうございました。

なお、今回見学した船の船名、主要寸法は次のとおり。

船  名 :“DREAM JASMINE”

用  途 : 自動車運搬船

全  長 : 181.0m

幅  : 28.2m

積載台数 : 4,100台

あいにくの雨模様でした。

船内の自動車移動方法を説明してもらいました

船の心臓部操舵室にも入れてもらいました

高所作業車体験もしました