福岡造船(株)で進水式見学会を実施。
私ども社団法人日本中小型造船工業会は、次代を担う小学生に物作りの素晴らしさを知ってもらうために、また、地域住民には、地場産業である造船業が地域の発展を担っている大切な産業であることを再認識してもらうために、日本財団から助成金の交付を受けて、平成17年度から「進水式の一般公開」を実施しています。
今回は、10月15日、当会会員造船所である「福岡造船株式会社」で行われたパナマ船主向けケミカルタンカーの進水式に、九州運輸局との共催により、地元の堅粕小学校の生徒37名を招待しました。
バスで到着した子供たちの目の前に現れたのは、長さ138mもあるケミカルタンカー。子供たちには馴染みのある、博多ポートタワー(103m)よりも長い大きな船です。
来賓の方々を出迎えた子供たちは、船の船台が間近に見える特等席で進水を待ちます。
命名の後、支綱切断を合図に、勇ましい軍艦マーチと色とりどりのテープや紙吹雪に演出され、博多湾から世界の海へと第一歩を踏み出した“SHAMROCK JUPITER”。
子供たちは、驚きと感動の眼差しで、その誕生を見守りました。進水後、外国から来られたお客さんとの交流も貴重な経験になったのではと思います。
その後、福岡造船の会議室をお借りし、運輸局の方が「船のできるまで」の説明を行いました。質疑応答では、「一隻の船が完成するまでにどれだけの人手が必要?」「完成までの期間は?」「できた船はどんな国で活躍しているの?」「九州にある造船業社の数は?」と言った質問に、運輸局や造船所の方が丁寧に答えて下さいました。
進水式見学会の開催は、造船業という職業に理解や興味を深めて欲しいという思いから実施されていますが、子供たちから出る質問を聞いていると、私たちの思いが少しでも伝わっているのかなぁと感じ、とても嬉しく思いました。
ご協力いただいた福岡造船株式会社の皆様、ありがとうございました。
なお、今回進水した船の船名、主要寸法は次の通り。
船 名 :“SHAMROCK JUPITER”
用 途 : ケミカルタンカー
全 長 : 146.60m
幅 : 23.70m
深 さ : 13.00m
総トン数 : 11,700総トン
進水前の船をバックに記念撮影
壮大な進水風景
外国からのお客様と英語で?交流
せっかくなので、記念撮影☆
TVの取材も受けました!
最後に、九州運輸局の方の講義を受ける子供たち

