尾道造船(株)尾道造船所での進水式見学会を実施しました☆
私ども(社)日本中小型造船工業会は、次代を担う小学生に物作りの素晴らしさを知ってもらうために、また、地域住民には、地場産業である造船業が地域の発展を担っている大切な産業であることを再認識してもらうために、日本財団から助成金の交付を受けて、平成17年度から造船所で行われる進水式に小学生や地域住民を招待しています。
今回は、10月27日、当会会員造船所である「尾道造船株式会社」の尾道造船所(広島県尾道市)で行われた進水式見学会に、尾道市の協力を得て、御調西小学校の児童及び先生約30名を招待しました。他にも、地元の老人会の方々を含め約200人が集まり、進水式を見学しました。 前日の雨もやみ、秋晴れのもと進水式が予定どおり行われました。
朝8:30に御調西小学校を出発、造船所まで約1時間という長い道のりです。
造船所に着くと早速工場見学。バスに乗ったままで造船所を一周し、途中ですれ違うブロック運搬用トレーラーや高所作業車など普段目にすることのできない乗り物にまずビックリ。続いて、進水式見学場所に移動し、質疑応答の時間。子供たちの疑問に造船所の方々には懇切丁寧に答えていただきました。
「船の色はどのように決めるのですか。」、「あのマークは何を意味するのですか。」、「運ぶものは何ですか。」、「作るのにどの位の期間が係りますか。」・・・・
さて、進水式が始まります。
まず、新しく誕生した船に名前が付けられます。「RAINBOW STAR」と命名されました。
花束贈呈の後、進水準備です。子供たちはもちろん大人も、造船マンが進水作業にきびきびと動き回る姿をじっと見つめています。
いよいよ進水準備完了。
支綱切断とともにシャンパンが割れ、船は、行き足を押さえる(尾道海峡という狭い水路で対岸にぶつからないように)ために取りつけられたチェーンを引きずりながら海に向かって動き出しました。
くす玉が割れ、五色の紙テープがたなびく中、拍手と歓声に包まれて無事進水。子供たちは小学校の校舎よりも大きい物が動くという現実を目の前にしてビックリしていました。
今回は、日東電工(株)尾道事業所の見学も併せて実施しました。
もともとは、両面粘着テープのメーカーということでしたが、その技術を応用して様々な製品を手がけており、尾道事業所では液晶ディスプレイの偏光フィルムや位相差フィルムを生産しています。最後に、そのフィルムを使って万華鏡を作り、お土産としていました。
造船所でも、工場見学記念にそのようなお土産があればと考えさせられたところです。
尾道造船の皆様、日東電工の皆様、お世話になりました。
なお、今回見学した船の船名、主要寸法は次のとおり。
船 名 :“RAINBOW STAR”(レインボ- スター)
用 途 : プロダクトタンカー
全 長 : 172m
幅 : 32m
総トン数 : 27,000総トン
子供たちの質問攻めにも丁寧に答えていただきました
記念撮影
大勢の人が見守る中、無事進水
自分だけの万華鏡を作ろう(日東電機にて)

