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尾道造船(株)で進水式見学会を実施しました

2008/12/18

私ども(社)日本中小型造船工業会は、次代を担う小学生に物作りの素晴らしさを知ってもらうために、また、地域住民には、地場産業である造船業が地域の発展を担っている大切な産業であることを再認識してもらうために、日本財団から助成金の交付を受けて、平成17年度から造船所で行われる進水式に小学生や地域住民を招待しています。

今回は、12月1日、当会会員造船所である「尾道造船株式会社」(広島県尾道市)で行われた進水式見学会に、尾道市の協力を得て、御調西小学校の3年生の児童及び先生23名を招待しました。
尾道といえば港町、海辺の町を連想しますが、今回招待した小学校は市町村合併により尾道市に編入された山間の町にある小学校です。従って、子供たちも海や船になじみがなく、見学会を非常に楽しみにしていました。

進水式の前に、船が出来上がる工程に従って工場を見学。
大きな鋼板を切断するNC切断機、組立工場、パイプ工場・・・多くの人が様々な作業をしています。
見学を終えた後、質問タイム。
「この造船所で働いている人は何人ですか?」
「今まで何隻作ったのですか?」
「この工場にクレーンはいくつありますか?」
「(艤装岸壁に係留されている船を見て)今どのような工事をしているのですか?」
「日本に船を作っている造船所はいくつあるのですか?」
などなど。
この他、子供たちの突飛な質問にも丁寧に答えていただきました。

進水式見学場所に移動してからも次から次と質問が続きます。
「船はどうしてお尻から進水するのですか?」
「この船には部屋はいくつあるのですか?」
「この船は何を運ぶのですか?」
「この船の値段はいくらですか?」

そうこうするうちに、いよいよ進水式が始まりました。
国旗掲揚、花束贈呈も終わり、支綱切断の時を待ちます。
「支綱切断」の合図でシャンパンが割れ、見物客の拍手と歓声に包まれて、船はゆっくりと船台を滑り、海に浮かびました。
もう一回見たい。また見に来たい。というのが子供たちの感想でした。

また、今回は、イカフライのスナック生産量トップの「まるか食品(株)」も併せて見学しました。
いつも食べているお菓子がどのように作られているのか興味津々といった様子でした。

尾道造船、まるか食品の皆様、お世話になりました。

なお、今回見学した船の主要寸法は次のとおり。

船  名 : MAERSK MIKAGE(マースク ミカゲ)

用  途 : プロダクトタンカー

全  長 : 172m

幅  : 32m

載荷重量: 47,000トン

進水前に記念撮影

子供たちの見守る中、無事進水

イカフライの作り方について質問
(まるか食品にて)