(株)名村造船所伊万里事業所の見学会を実施しました。
私ども(社)日本中小型造船工業会は、次代を担う小学生に物作りの素晴らしさを知ってもらうために、また、地域住民には、地場産業である造船業が地域の発展を担っている大切な産業であることを再認識してもらうために、平成17年度から日本財団から助成金の交付を受けて「進水式や造船所の見学会」を実施しています。
今回は、九州運輸局佐賀海運支局との共催で海事施設見学会と銘打ち、1月30日(金)、当会の会員造船所である「株式会社名村造船所」、「伊万里コンテナターミナル」、「株式会社ゼネシス」の協力を得て、唐津市立湊中学校2年生37名(引率教員4名含む)を招待しました。当日は、天気予報のとおり朝から小雨が降り続き、傘をさしての見学会は大変だなと思っていましたが、よくしたもので、バスでの移動中は雨が降り続いていたものの、工場見学に移ると雨があがり、外にいるときに傘は必要ありませんでした。
○伊万里コンテナターミナル見学
コンテナ荷役を行っている(株)奈雅井の佐々木取締役から説明を受けた後、荷役設備等を見学しました。
国際コンテナ抵抗路:
釜山トランシップ航路(釜山~伊万里~川内~釜山)
華南ラウンド航路(香港~蛇口~廈門~釜山~伊万里)
大連・青島航路(大連~伊万里、青島~伊万里)
寧波・上海航路(寧波~上海~伊万里)
○(株)名村造船所伊万里事業所見学
会議室で工場の概要と見学コースについて説明を受けた後、工場見学に出発。工場の敷地が広く、徒歩では1時間では回りきれないため、バスに乗って工場を回りました。見学ルートは、NC切断→小組立→大組立→管工場→建造ドック→艤装岸壁→ブロック置き場
要所、要所でバスから降りて作業風景を見学しました。建造ドックでは建造中の大型バルクキャリアをバックに記念撮影。生徒たちは、ブロックの大きさ、巨大なクレーン、船に取りつけられている巨大なプロペラ・・・どれを見てもその大きさに圧倒されていました。また、火と水だけで鋼板を曲げるぎょう鉄という作業には興味津々といった様子でした。(見学会感想は別紙)
○(株)ゼネシス 地球温暖化対策の一環として(株)ゼネシスが取り組んでいるのが「海洋温度差発電」です。海面と深海の温度差を利用して発電するというもので、地球温暖化の元凶である二酸化炭素を全く発生させないところが売りです。あいにく、模型がアラブ首長国連邦で開催されている環境展示会に貸し出されており、発電の仕組みを実際に見ることはできませんでしたが、ビデオで学習しました。
「株式会社名村造船所」、「伊万里コンテナターミナル」、「株式会社ゼネシス」の皆様、お忙しいところ何かとお世話になり、ありがとうございました。
造船所の見学前に造船について勉強
建造中の船をバックに記念撮影
伊万里コンテナターミナル見学
ゼネシスにて海洋温度差発電を勉強

