(株)神田造船所で進水式と造船所見学会を実施しました☆
私ども(社)日本中小型造船工業会は、次代を担う小学生に物作りの素晴らしさを知ってもらうために、また、地域住民には、地場産業である造船業が地域の発展を担っている大切な産業であることを再認識してもらうために、日本財団から助成金の交付を受けて、平成17年度から造船所で行われる進水式に小学生や地域住民を招待しています。
今回は、9月2日、当会会員造船所である「株式会社神田造船所」(広島県呉市)で行われた進水式見学会に、呉教育委員会の協力を得て、阿賀小学校の5年生及び引率の先生合わせて127名を招待しました。
新型インフルエンザが猛威を振るい、新学期早々各地で学級閉鎖という話が聞かれる中、どうなることかと多少心配していましたが、当初予定どおり見学会を開催できホッとしたところです。
とはいえ、大勢の人が集まるところでは新型インフルエンザに対する注意が必要で、造船所でも消毒薬が用意されており、バスから降りると順に手を消毒し、進水式見学場所に移動しました。
進水式には、近隣の住民の方で毎回写真を撮影に来ている人も多く集まるそうで、船は勿論のこと、今回は見学場所に用意されていたヘルメットをかぶった児童たちのかわいい姿を見つけ、それを取り囲むように写真を撮っている方もいました。
いよいよ進水式が始まり、国旗掲揚、花束贈呈、命名と続き、進水準備完了の合図とともに支綱切断、万国旗に飾られた船が動き出し、くす玉が割れ、紙テープや紙吹雪、風船が舞い上がる中をゆっくりと浸水が完了しました。
続いて工場見学です。今進水した船がどのようにして出来上がっていくかを順に見て回ります。今日の説明者は、ヘルメットに初心者マークを貼った入社して半年の新入社員で、年格好も、お兄さんに連れられて見学している弟や妹といった感じで実にほほえましいものでした。
工場見学の後は質疑応答。
「どうしてそのような服装をしているのですか。」→ケガをしないため「船の下から一番上までどのくらいですか。」→今進水した船で約40m
「造船所では女の人も働いていますか。」→設計のお姉さんを紹介
などなど。
まだまだ聞きたいことはたくさんあったようですが、給食の時間に間に合うように帰らなければならず、途中で打ち切ってバスに乗り学校へ戻りました。
(株)神田造船所の皆様有り難うございました。
なお、今回見学した船の船名、主要寸法は次のとおり。
船 名 :“LOWLANDS BRABO”
用 途 : 貨物船
全 長 : 177.13m
幅 : 28.40m
総トン数 : 20,250総トン
五色の紙テープを身にまとい進水
お兄さんに連れられて工場見学
質問タイム
新型インフルエンザの予防に手を消毒
