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(株)名村造船所 伊万里事業所での工場見学会に小学生を招待しました。

2009/10/19

私ども(社)日本中小型造船工業会は、次代を担う小学生に物作りの素晴らしさを知ってもらうために、また、地域住民には、地場産業である造船業が地域の発展を担っている大切な産業であることを再認識してもらうために、日本財団から助成金の交付を受けて、平成17年度から「進水式や造船所の見学会」を実施しています。

今回は、平成21年10月19日(月)、九州運輸局佐賀支局との共催により、当会の会員造船所である「株式会社名村造船所伊万里事業所(佐賀県伊万里市)」の工場見学会に、近隣の唐津市立小川小・中学校の小学生児童等23名(引率教員4名含む)を招待しました。
 インフルエンザで参加の可否が危ぶまれていた同校から、前日の18日(日)予定通り「参加」との連絡を受け、胸をなで下ろしながら19日の名村造船所工場見学会に備えました。

小川小・中学校は、佐賀県唐津市の呼子港から船で約20分に位置する小川島にあり、 参加児童の約半数の家族が漁業に従事しているという、いわば漁船等、船自体は身近な物と窺えました。名村造船所に向かう車中、児童達は自分たちで考えたクイズ・しりとり遊びに興じていましたが、一部乗り物酔いになった児童に引率の先生から、「船はいっちょん酔わんとに、車酔いとはおかしかばい」と元気をつけられ、皆大笑いでした。
 そうこうする間に予定通り、10時30分には名村造船所に到着しました。担当者の案内で、最初は「名村記念館」で名村造船所の歴史、建造船、工場模型縮小版等に目を配り、模擬操船室では船長になった気分での舵取りも元気一杯でした。
 「東京ドーム」の約15個分といった広大な同工場を貸し切りバスに乗ったまま見学しました。そこで働く人々は、広大な敷地であるため、大幅な移動は自転車か車ですとの担当者からの説明に、車窓から「ほんなごて自転車でいきよらす。」と児童の声もちらほら聞かれました。

岸壁に巨大タンカーが居並ぶ中、「船は鉄板で出来ています。」「鉄板はすぐには使えません。錆落としが必要です。」「必要に切断しブロックをつくります。」「クレーンでブロックを吊り上げ積み木のように載せて溶接し船の形にします。」といったことをパンフレットに沿って説明を受けました。船の中は野球が出来るほどの広さがありますとの説明には児童達もビックリです。
 判りやすい約30分の工場見学会を終え、皆お礼を言って名村造船所を後にしました。 

間近で見た巨大船、船への関心が児童達にとって少しでも芽生えればと期待しました。
 名村造船所の皆様、何かとお世話になり、ありがとうございました。

工場の敷地模型に見入る子どもたち

元気に舵取り!

バス車窓からの工場見学

巨大船をバックに記念撮影