「(株)新来島波止浜どっく」で進水式見学会を実施しました☆
私ども(社)日本中小型造船工業会は、次代を担う小学生に物作りの素晴らしさを知ってもらうために、また、地域住民には、地場産業である造船業が地域の発展を担っている大切な産業であることを再認識してもらうために、日本財団から助成金の交付を受けて、平成17年度から造船所で行われる進水式に小学生や地域住民を招待しています。
回数を重ねるうちに、市役所や商工会議所の協力をいただけるようになり、参加を希望する小学校も増えてきて広がりをみせてきました。
しかし、今年は新型インフルエンザが猛威を振るい、全国各地の小学校で学級閉鎖や学年閉鎖が相次いでいます。今回、11月20日に「(株)新来島波止浜どっく」(愛媛県今治市)で行われた進水式見学会には、今治商工会議所との共催で今治市内の2小学校と2幼稚園を招待する予定にしていましたが、直前になってインフルエンザで休園となった幼稚園1カ所が見学を取り止めざるをえなくなり、結局、別宮小学校3年生54人、吉海小学校6年生33人、波止浜保育所31人の参加となりました。
当然ながら参加者全員マスクを着用していましたが、進水式が始まる前に記念撮影、この時だけはマスクを外してもらいました。
進水式は造船所によって多少異なり、新来島波止浜どっくは次の順序で行われました。
国旗掲揚
進水準備完了報告(進水主任が社長に進水準備の完了を報告する)
本船ご命名(船主が船の名前を命名する)
進水作業開始下命(社長が進水主任に進水作業の開始を命ずる)
支綱切断(船主が支綱を斧で切断し、船を進水させる)
同社が位置する波止浜湾は幅が狭く(対岸との距離が400m位しかない)、進水した勢いそのままだと船尾が対岸にぶつかってしまうため、チェーンとコンクリートブロックをおもりにして船が滑り降りるスピードを落とし、船が進水するやいなやタグボートを使って横向きにする方法を取っています。船主さんも進水が終わるとすぐに海に浮かぶ我が船の勇姿を見ることができ好評のようです。
当日は、テレビ2社、新聞2社が取材に来ており、進水式を見学した児童たちに感想を聞いていました。
(株)新来島波止浜どっくの皆様有り難うございました。
なお、今回見学した船の船名、主要寸法は次のとおり。
船 名 : “SUNNY ORION(サニー オリオン)”
用 途 : ケミカルタンカー
全 長 : 118.50m
幅 : 19.60m
積載重量トン数 : 12,000トン
記念撮影(吉海小学校)
記念撮影(波止浜保育所)
記念撮影(別宮小学校)
進水
