「伯方造船(株)」で進水式見学会を実施しました☆
私ども(社)日本中小型造船工業会は、次代を担う小学生に物作りの素晴らしさを知ってもらうために、また、地域住民には、地場産業である造船業が地域の発展を担っている大切な産業であることを再認識してもらうために、日本財団から助成金の交付を受けて、平成17年度から造船所で行われる進水式に小学生や地域住民を招待しています。
今回は、12月16日(水)伯方造船(株)(愛媛県今治市伯方町)で行われた進水式に今治市内の桜井小学校5年生98名を招待しました。
前日の天気予報では「雨」となっていたとおり早朝から空一面厚い黒雲に覆われ、今にも降り出しそうな天気の中、バスに乗って小学校を出発、新型インフルエンザが流行している折、雨に濡れて風邪でもひかれたらという心配もありましたが、しまなみ海道の橋を渡って造船所のある伯方島に着くと、雲の間から日差しが顔を覗かせ、気温も上がりひと安心。
造船所に到着すると直ぐに進水する船をバックに記念撮影を済ませ、お客さんの到着を待ちました。その間、造船所や船についての質問タイム。子供たちの素朴な質問に造船所の人も答えるのにタジタジといった様子でした。
お客さんが到着し、神事も滞りなく終わり、いよいよ待ちに待った餅まき。いつの間にか近在の人々も大勢集まり、たまたま車で通りかかった人も加わって進水式台の前の道路はしばし通行止め状態。
さて、本日のメインイベントである進水に移ります。
進水準備完了の合図とともに支綱切断となるところですが、たまたま高速船が沖を通り過ぎるところにぶつかり、暫し待ってからの支綱切断となり、色とりどりの風船と紙テープに包まれて船はあっという間に海に滑り降りていきました。
見学場所が船首前方であったため、子供たちは船の大きさが実感できなかったようで、進水後ゆっくりと向きを変え、真横から見られるようになったところで改めて驚いていました。
伯方造船(株)の皆様、貴重な体験をさせていただき有り難うございました。
なお、今回見学した船の船名、主要寸法は次のとおり。
船 名 : 第十一松山丸
船 主 : 松山海運株式会社 殿
用 途 : 油タンカー
全 長 : 104.114m
垂線間長 : 98.00m
幅 : 16.00m
深 さ : 8.20m
総トン数 : 3556t
記念撮影(1)
記念撮影(2)
記念撮影(3)
人々が見守る中進水
