(株)神田造船所(広島県呉市)で9月7日に執り行われた進水式に地元の阿賀小学校の4年生と引率の先生方114名を招待しました。
私ども(社)日本中小型造船工業会は、次代を担う小学生にものづくりの大切さ、素晴らしさを知ってもらうために、また、地域住民には、地場産業である造船業が地域の発展を担っている重要な産業であることを再認識してもらうために、日本財団から助成金の交付を受けて、「進水式等の一般公開」を実施しています。
阿賀小学校は呉線安芸阿賀駅前の阿賀学園地区内にあります。校庭に集合した4年1組、2組、3組の110名は午前8時20分、3台の貸切バスに分乗して進水式会場に向かいました。バスに揺られて半時間ほどすると大きなクレーンが見えてきました。神田造船所さんに到着です。駐車場で出迎えて頂いた造船所の方々に元気に挨拶。安全帽を受け取り、見学する際の注意事項をちゃんと聞きました。
構内に入ると直ぐに大きな船が目に飛び込んできました。これが今日、進水式を迎える貨物船です。紅白の幕で飾りつけられた式台の上では厳かな儀式が始まりました。外国の人もいるようです。「進水準備完了」と言う声が聞こえて間もなく、大きな船が滑らかに動き出しました。くす玉が割れて色とりどりの風船やテープが風に舞うと、思わず大きな声を出してしまいました。
勇壮な進水式の後は工場見学です。組毎に班に分かれて案内して頂きました。大きな組立工場で行われている様々な作業の説明をして頂いていると、岸壁にはさっき進水したばかりの「MATSUSHIMA BAY」がもう横付けされています。それから、その船が滑り出した船台を間近に見せて頂きました。たくさんの鉄の球が敷いてあり、これが転がって滑っていくんだなと分かりました。
工場見学後は質問タイムもつくって頂きました。「MATSUSHIMA BAYはどのくらい前から造っていたのですか」「これまでに何隻造りましたか」「船の種類はいくつあるんですか」「どうしてあんな大きな船が浮くのですか」「一つの船で鉄板がどれくらい使われているのですか」。神田造船所の皆さんはひとつ一つ丁寧に答えてくれました。
神田造船所のお兄さん、お姉さん、それにおじさん方本当にありがとうございました。
船 名 : MATSUSHIMA BAY
用 途 : ばら積運搬船
全 長 : 177.00m
幅 :28.60m
深 さ : 14.35m
総トン数 : 21,500トン
重量トン : 33,000トン
バスを降りて元気よく挨拶
華麗に進水する「MATSUSHIMA BAY」
工場見学でさっき進水したばかりの
「MATSUSHIMA BAY」に再会
4年1組の皆さん
4年2組の皆さん
4年3組の皆さん
