常石造船(株)の進水式見学会に小学生を招待しました
私ども(社)日本中小型造船工業会は、次代を担う子どもたちに物作りの大切さ、素晴らしさを知ってもらうために、また、地域住民には、地場産業である造船業が地域の発展を担っている重要な産業であることを再認識してもらうために、日本財団から助成金の交付を受け、「進水式や造船所の見学会」を実施しています。
9月29日(木)、広島県福山市にある当会会員造船所、「常石造船(株)」での進水式に市内の日吉台小・川口東小・大谷台小・東小の4校から児童と先生を含めて総勢229名を招待しました。
年々夏の暑さが秋に入っても続いていると感じますが、もう9月の終わりとは言えないくらいの暑さで、この日の気温は27度。空は少し曇っていますが気温は高く、それでも田んぼのあぜ道には彼岸花の鮮やかな赤色が映えており、秋の景色の中に夏がまだ残っていると感じずにはいられません。
バスが到着した学校毎に見学場所へ移動して、先に記念撮影。船が大きすぎて背景にはほんの一部の船の部分しか入りません。
常石造船の進水式の特長は、式典中の様子をその場面毎にアナウンスで教えてくれるので、見学場所から式台まで多少距離があるのですが、今何をやっているかということをきちんと把握することができます。地元の保育園児たちの演奏で式典が始まり、国旗掲揚に続いて進水準備に進むと、船を支えている盤木を外していく作業に移ります。無事に作業完了の報告が上がるといよいよ支綱切断となり、船を支えていた最後の綱が陸地を離れて進水開始!
その瞬間、大きな空砲の花火が鳴ってBGMが流れ、紙吹雪が豪華に空を舞いながら大きな船に負けないくらいの迫力で進水に彩りを添えます。子供たちはその迫力にとても驚き、圧倒されながらも拍手と歓声で進水をお祝いしてくれました。
進水が終わると一般来場者に向けて餅まきが行われるため、駆けつけた人達は先程まで船があった船台に上がって餅拾い。見学に来た4校には別途お土産として餅を用意していただき、餅まきには参加できませんでしたが、一般来場者が船台を降りた後、特別に船台の上に上がらせてもらいました。普通、船台にあげてもらえることはめったにないことで、その広さを子供たちは身をもって体験できたまたとない機会でした。
今回の進水式は、数日前に船主様のご事情により1時間ほど開式時間が遅れてスケジュールの変更が出ましたが、希望していた学校全てが参加し、見学できたことがとても喜ばしく素晴らしい時間となりました。
常石造船(株)の皆さま、貴重な経験と時間をありがとうございました。
なお、今回見学した船の船名と主要寸法は以下の通りです。
船 名 : 第1459番船
用 途 : ばら積み貨物船
全 長 : 約229m
幅 : 32.26m
深 さ : 20.05m
総 ト ン 数: 約43,500t
航 海 速 力: 約14.5ノット(時速27km)
川口東小・特別支援学級の皆さん
東小・3年1組の皆さん
同じく東小・3年2組の皆さん
同じく東小・5年生の皆さん
大谷台小・5年生の皆さん
日吉台小・5年1組の皆さん
同じく日吉台小・5年2組の皆さん
同じく日吉台小・5年3組の皆さん
進水前のスタンバイ、一緒に待ちます
目の前で進水していく姿は圧巻です
降ってくる紙吹雪にも大はしゃぎ
最後は船台の上も見学させていただきました
