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福岡造船(株)長崎工場の進水式見学会に小学生を招待しました

2012/5/23

私ども(社)日本中小型造船工業会は、次代を担う小学生に物作りの大切さ、素晴らしさを知ってもらうために、また、地域住民には、地場産業である造船業が地域の発展を担っている重要な産業であることを再認識してもらうために、日本財団から助成金の交付を受けて、「進水式や造船所の見学会」を実施しています。

5月23日(水)、長崎県長崎市の「福岡造船(株)長崎工場」での進水式見学会に、長崎市教育委員会のご協力を得て、市内の西山台小から、児童と引率合わせて3名を招待しました。

長崎市内の小学校では、週末に控えた運動会の練習のため、学年単位で見学に来ることが難しい状況だったのですが、今回は特別支援学級の先生から少人数でも可能なら見学したいという要望をいただき、実施することになりました。

この日の長崎市内は曇り空でしたが雨の心配はなく、小学校から30分ほどの移動で造船所へ到着しました。入口のところで紙で作られた日本国旗を渡されると、大きなクレーンの下を通って歩みを進めます。
 これから進水を待つ船が目の前に見え、近づいていくとその大きさにもびっくりです。誘導してくださる造船所の係の方に挨拶をしながら、階段を昇って見学場所へ到着。しばらく待機した後、開式のアナウンスが入り進水式が始まりました。

 

国歌吹奏に続いて命名に進むと、船の前方左右の幕がオープン。「ATLANTIC VENUS(アトランティック・ヴィーナス」と名前がお披露目されました。続いて進水準備に入り、大きな船の底の部分に留めてある、ストッパーを外す様子も良く見えます。準備が整うと「支綱切断」の合図でシャンパンが割れて大きな船が進水を始めました!
 船の先にあるくす玉が割れ、紙テープと風船がより進水の華やかさを増します。舞い上がった紙吹雪が見学しているこちらの方まで飛んできて、彩り豊な景色と船の門出を祈りながら、その様子に見入りました。

それから式典後はお客様の退場を見送ってから造船所の入り口まで移動。受付の係の方がお土産にお菓子を手渡して下さり、お礼を言って学校へ戻って行きました。

福岡造船(株)長崎工場の皆さま、貴重な時間と経験をありがとうございました。

なお、今回見学した船の船名と主要目は以下の通りです。

船   名 : ATLANTIC VENUS(アトランティック・ヴィーナス)

用   途 : バルクキャリア(ばら積み貨物船)

全   長 : 179.90m

  幅   : 28.20m

深   さ : 14.40m

総 ト ン 数: 約21,500t

載貨重量トン数: 約33,000t

航 海 速 力: 約16.0ノット(時速29.6km)

船台に向かう途中スタンバイしている船が見えます船台に向かう途中スタンバイしている船が見えます

シャンパンが割れた瞬間ですシャンパンが割れた瞬間です

華やかに進水する「ATLANTIC VENUS」華やかに進水する「ATLANTIC VENUS」

進水後記念撮影する西山台小・児童親子と先生進水後記念撮影する西山台小・児童親子と先生