元消防士が造船マンに!人の暮らしを支える船を造る!造船業界へ飛びこんだ1人の男性に密着。 山中造船株式会社

造船所で働く職員に密着!中小造工会員造船所社員インタビュー企画第7弾!今回は、今治市の島しょ部、大島に所在する山中造船㈱ 製造部 内業係 入社5年目の村上さんの生の声をお届けします。

山中造船がある大島出身の村上さん。なんと、前職は消防士!造船所という全く異なる業界へ飛び込んで5年。その熱心な仕事ぶりで未経験からサブ定盤の主任を務めるまでに!

山中造船㈱でゼロからのスタートに挑戦した彼の仕事とプライベートをお伝えします!

消防士から造船マンへ転職!地元、今治市での暮らし。

―――こんにちは!本日はインタビューにご協力頂きありがとうございます。今日はお話を伺えることを楽しみにしていました!どうぞよろしくお願いします。

はい!!よろしくお願いします!!

―――今治の大島ご出身とのことでしたが、現在はどちらにお住まいですか??

はい。今は、島から離れ今治市内で一人暮らしをしています。

―――今治市内での生活や利便性について教えてください!

はい!生活面ですと、スーパーやコンビニは徒歩圏内にあり、イオンモールもあるのでよく行きます(笑)車で1時間くらい行くと、松山の商店街があるのでそこでショッピングをする時もあります。なので、車があれば不便さは感じないですね。

通勤は、車を利用しているのですが、しまなみ海道付近にある今治市内の会社が契約している駐車場に車を停めて、社用の乗り合いバスに乗り換えて通勤しています。自宅から会社までは30~40分くらいです。

ここで気になる村上さんの1日のルーティーンを教えてもらいました!!

<1日のルーティーン>

6:00 起床

朝食を食べながら身支度

6:40 自宅を出発

7:25 出社

7:45 ラジオ体操

8:00 業務開始

     (部材加工、小組立)

10:00 休憩(夏場はしっかり涼む)

10:15 休憩終了

12:00~13:00 お昼休憩

13:00 午後の業務開始

      (部材加工、小組立)

15:00 休憩

15:15 休憩終了

17:00 退社

18:00 帰宅

~ 夕食は自炊、会社の先輩とバスケ、ゲーム、ジムで筋トレ

25:00 までに就寝

村上さんは山中造船㈱のサブ定盤で主任を務められています。「サブ定盤」を簡単に説明すると、船造りの行程において「小組立~中組立のブロックを造る工程」を指し、定盤はブロックを組み立てる支えのある場所。そこで、作業効率を考えながら予定通りに行程を進めていけるようにするのが村上さんの腕の見せどころ!繁忙期は残業になる場合もありますが、その時は1時間程度残業し18時には退社されるそうです。お休みは、毎週日曜日と第4土曜日。お昼は会社でお弁当を注文して食べられているそうです!

いただきまーす!

―――1日のルーティーンが充実していますね。休日はどのように過ごされていますか??

そうですね、休日は幼馴染の友人と香川県に服やスニーカーを買いに行ったり、1人で旅行に行ったりもします。この間は京都に行きました!

あとは、ゲームをしてゆっくり過ごしたり、ジムに行って筋トレしたりしますね!

―――ちなみに自慢の部位はどこですか??(笑)

自慢の部位(笑)恥ずかしいですね(笑)

上腕二頭筋と胸筋ですかね(笑)

ジムでトレーニング

山中造船㈱で初めての溶接。
やっぱりすごい職人ワザ!造船業界でゼロからの挑戦!

―――前職は消防士さんとのことでしたが、なぜ造船業に転職されたのですか??

はい。もともと地元が大島なので、山中造船㈱に勤めている友人から仕事の話を聞く機会があったのと、地元でも山中造船㈱の良い噂を聞いていたのでそれがきっかけですね。

当時の僕の職場の先輩も「山中に行くんやったら大丈夫やね」と言ってくれていたくらいで。

山中造船㈱が地元の方と交流が盛んでみんな良く知っていたので安心感があったことが希望した理由です。

―――山中造船㈱があったからこそ造船業界を希望されたのですね!今まで学生時代など入社前にどこかで船のことを学ぶ機会はあったのですか??

いえ、僕は子どもの頃から空手をやっていて、その道場の師範がおられた愛媛県立川之江高等学校の普通科に通いました。

工業高校だったわけでもなく、学生時代に船の専門的なことや溶接などの技術を学ぶこともありませんでした。

高校卒業後も、すぐに消防に勤めたため、船について学ぶ機会はなかったですね。

―――実際に山中造船㈱へ転職を決意された時の経緯を教えてください。

そうですね。友人の話を聞いて、自分で山中造船㈱のHPを調べました!

HPには、採用情報が掲載されていましたので、そこから応募して面接に行きました。

―――本当にゼロからのチャレンジだったと思いますが、入社後に研修は受けられるのでしょうか?

はい。入社後は、具体的な業務内容の説明と、一週間ほど溶接などの座学があり、今の部署に配属になりました。

配属後は、1~2ヶ月くらいは同じ部署の先輩に少しずつ溶接などの実務を教えていただきながら練習しました。習得後に、実際の製品に携わるようになったという感じですね。

安全面についても、その際に個別に教えていただいたり、安全が保たれるよう月に1回程度で上司が工場内をパトロールしてくれたりしています。

―――初めて溶接をされた時はどうでしたか??

初めて溶接をした時は「これは、難しいな」と感じました。

やっぱり、キレイに仕上げることが中々できなかったですね。

今でも、専門的にずっと溶接をされてきた方のキレイな仕上がりを見て尊敬します。

職場の同僚、先輩を一言で表すなら「頼りがいがある」
地元でも評判なくらい職場環境が良く安心できる会社。

―――現在の具体的な業務内容を教えてください。

業務内容は主に「小組」という工程を担当しています。

仮付け溶接や本溶接、溶接の歪み取り、図面を見ながら必要な部材の発注などがあります。

―――入社されてから今までの中で、やりがいを感じるところと反対に大変なところを教えてください。

はい。小組を担当していますので、ブロックを組んでいく中で、1人で全部の作業をするということがあります。

その分大変さや責任もありますが、自分で組み上げたブロックを見ると達成感があり、それがやりがいに繋がっていると思います。

大変なところとしては、担当している業務の種類が多岐にわたるので自分の中で作業効率を間違えると、他の方の作業工程に影響がでてしまうこともあって、周囲の状況を把握しながら自分の作業を効率的に進めていくというところですかね。

―――今までの業務の中での失敗談などもしあれば教えてください。

失敗談は、図面を見て部材の発注をするのですが、発注をし忘れていて、行程がずれ込む可能性がでてきたことがありました。

―――その時はどのように対処されたのですか??

その時は、上司が取引先に直接連絡をしてくれて、行程どおりに出せるよう段取りをして助けていただきました。本当に有難かったです。

―――職場の同僚や先輩を一言で表すと何て言葉になりますか??

一言で(笑)「頼りがいがある方」ですかね。

 僕は業界未経験で入社したのですが、「大丈夫」「少しずつできるようになるけんね」と親身に教えてくれたり、ミスしてしまったところもフォローしていただいたりたくさん支えてもらってきたので、頼りがいのある方々だと思います。

―――山中造船㈱の社内制度の中であって良かったと思うものは何ですか??

そうですね、有給はとりやすいですね。男性の先輩社員の方で育休をとられていた方もいらっしゃいます。

あと、資格取得の援助がありまして、僕は入社してからガス溶接、電気溶接、玉掛け、天井クレーン、特定化学物質作業主任者の資格を取らせていただきました。

スキルアップができる制度があるのは、とても良かったと思います。

―――山中造船㈱の好きなところは??

やっぱり、地域との関わりが深いところですかね。

地元のお祭りにも参加して神輿を担いだり、小学生や中学生の見学会も行っていて色んな方々と交流できるところが好きですね。

―――山中造船㈱の雰囲気を教えてください!

そうですね。上司や同僚、協力会社の方々もとても話しやすく、風通しが良い会社だと思っています。意見なども言いやすい雰囲気があります。

会社の先輩に誘っていただいてバスケットボールの社会人サークルに参加させてもらうこともあるくらい仲が良いです。

子どもの頃の夢は「警察官」
10年後は、健康で頼ってもらえるような人になりたい。

―――少し質問が変わりますが、子どもの頃の夢は何でしたか??

子どもの頃は、警察官になりたいと言っていたみたいです(笑)

―――警察官、消防士と人を助ける職業を目指されていたんですね。では、10年後の夢は??

まずは、健康でいたいですね(笑)

たくさん支えていただいた先輩方のように、後輩に頼ってもらえるような人になりたいです。

―――優しさが受け継がれていく感じが素敵ですね。また、全然質問が変わりますが、最近買った一番高いものを教えてください。

はい(笑)実家のIHコンロが古くなっていたので買い換えました!

13~14万円くらいだったと思います。

―――すごい親孝行ですね!最近嬉しかったことはありますか?

ん~、ストリートファイターというゲームが好きでよくやっていまして、

マリーザというキャラを使っているのですが、キャラのランクを最高位のマスターまであげられたことが嬉しかったです(笑)

最後に自身の就職活動を振り返って、現在の就活生に向けてのアドバイスをもらいました!

山中造船㈱に入社して5年の村上さんが
就職活動を振り返る!コミュニケーション能力は大事。

―――もし今、自分が就活生だったらその時に持っておきたいスキルや資格はありますか?

そうですね、英語をもっと学んでおきたいですね。

というのも、海外出身の方とも一緒に働いていますので、もっと英語ができていたら更にコミュニケーションがとれていただろうなと思います。

―――造船業に進み、山中造船㈱に入社するということに対してご両親の反応はどうでしたか?

そうですね。両親は山中造船㈱について詳しくは知らなかったと思いますが、先ほどもお話したように評判の良い会社であることは両親も知っていたので、僕が入社するという話をした時は「しっかりした会社やし、大丈夫やね」という反応でした。

―――よく就職面接のときに、学生の時に力をいれたことについて聞かれることもあると思いますが、もし、もう一度就職活動をしている時期に戻れるとして、こういうことをしていたら更に厚みのあるエピソードになったなと思うことはありますか?

山中造船㈱においては、未経験でも十分サポートしてもらえるので、特段必要な資格や経験は無いと思いますが、コミュニケーション能力は大事だと思います。

実際の業務のなかで、同時進行する作業などチームワークをもって取り組む仕事も多いので、

学生の間にコミュニケーション能力を培っておいたら就職活動にも就職後も役にたつと思います。

インタビューではどんな質問にも誠意をもってお答えくださいました!

当会のインタビュー企画第7弾にご協力頂き本当にありがとうございました。

今回インタビューにご協力頂いた山中造船㈱のHPはこちら↓

http://yamanaka-zousen.co.jp

村上さんからの就活生へのメッセージは、CAJS公式Instagramで公開中です!